総入れ歯は上顎の広い面を覆うため、舌や軟口蓋に触れる範囲が増え、これまで刺激されなかった部位が過敏に反応しやくなります。
さ装着時の違和感や緊張が強いと自律神経が興奮し、嘔吐反射が誘発されやすくなります。
軽減する方法としては、まず装着時間を短い時間から始めて慣らすことが重要です。
最初は数分から始め、違和感が落ち着いたら少しずつ延長することで、口腔内の感覚が適応しやくなります。
次に、歯科医に相談して総入れ歯の厚みや形状を調整してもらうことも効果的です。
上顎後方の形態が合っていないと嘔吐反射が強く出ることがあるため、細かな調整で負担を減らせます。
呼吸法も役立ちます。
装着時に鼻からゆっくり呼吸し、意識を呼吸に向けると嘔吐反射の不快感が緩和されやすくなります。
さらに、唾液を飲み込む回数を増やすと、反射が落ち着くことがあります。
口腔内が乾燥していると刺激が強まるため、水分補給や保湿ジェルの活用も検討すると良いです。
加えて、舌の位置を意識し、舌を上顎に軽く付けるようにすると刺激の伝わり方が変わり、嘔吐反射が和らぐ場合があります。



















