総入れ歯は歯ぐきの粘膜で支えるため強い咬合力がかかる食品は安定を崩しやすく、食べられないものと感じる場面が増えます。
例えば、硬い煎餅や氷、ナッツ類は噛み砕く力が必要で、義歯が動いたり痛みが出たりしやすいので注意が必要です。
粘着性の高い餅やキャラメル、ガムなどは総入れ歯に強く付着して外れやく、食べられないものになりやすい代表例です。
繊維が強い肉の筋やイカ、タコ、繊維の長い野菜は噛み切りにくく、総入れ歯のずれや咀嚼疲労を招くため避けたい食品といえます。
さらに、薄くて硬い食材を一気に噛み込むと義歯の沈み込みが起きやすく、痛みや義歯床の傷の原因にもなります。
とはいえ、食べられないものを減らす工夫も可能です。
食材を小さく切る、煮込みで柔らかくする、筋や皮を取り除くなどの調理で負担は軽減できます。
総入れ歯に慣れてくると咀嚼のコツもつかめますが、無理に硬いものを続けると義歯の破損や顎堤の痛みにつながります。
食べられないものが多いと感じたら、噛み合わせや義歯の適合状態を歯科で確認することが重要です。
総入れ歯は定期的な調整で安定性が上がるため、食べられないものが減るケースもあります。



















