総入れ歯は天然歯と違い虫歯にはなりませんが、汚れや細菌の付着は避けられず、放置すると口臭や口内炎、歯肉の炎症、誤嚥性肺炎のリスクにもつながります。
まず大切なのは、食後にできるだけ早く総入れ歯を外して流水で大きな汚れを落とし、専用ブラシで全体を丁寧に磨くことです。
研磨剤入りの歯磨き粉は表面を傷つけやすいため避け、ぬるま湯と中性の洗浄剤を使うと安心です。
次に、口腔ケアとして口の中の清掃も行い、歯肉や舌、頬の内側をやさしくマッサージするように拭き取ると血行が促進され、痛みや炎症の予防に役立ちます。
夜間は総入れ歯を外して洗浄液に浸け、乾燥による変形を防ぎつつ細菌の増殖を抑えることが重要です。
装着中に痛みや違和感が続く場合は我慢せず、早めに歯科で調整を受けることが快適な使用感を保つコツです。
定期検診では総入れ歯の適合状態や口腔内の変化を確認できるため、口腔ケアの質を保つ意味でも継続的な受診が勧められます。
毎日の総入れ歯の手入れと口腔ケアを丁寧に続けることで、食事や会話の楽しさが保たれ、全身の健康にも良い影響が期待できます。



















